CO2の排出ゼロ~環境に優しいだけでなく経費節減にも効果絶大


 ㈱エコエネル(宮崎県宮崎市小松・清水泉社長)は今年の5月に環境機器の開発及び販売を行なう企業として誕生した。主力商品は電気モーターで発熱させ、お湯を沸かす超高効率熱発生機「エコエネル」。ヒートジェネレートシステムの原理をもとに同社と㈲曽地電機(宮崎県宮崎市田野町甲521-12・TEL/FAX 0985(86)3399・曽地良英社長)が開発した。

「発熱モーターは外国製品で北欧などの寒冷地では主に床暖房に使われており、弊社では暖房として屋内を暖め、入浴にも使えるようにモーターを利用したシステムを開発しました。構造は簡単でコンパクト。既存のボイラーの配管が使えますので大掛かりな工事は必要ありません。ボイラーを使用している所ではどこでも設置でき、ボイラーとの共用も可能です」と清水社長。宮崎県内の温泉施設で既に稼動しており、県外では老健施設(千葉県内)、ハウス農家(長野県内)でも利用されているという。

「昨年はA重油価格の上昇でハウス農家や温泉施設は大きな打撃を受けました。エコエネルは深夜電力を使い蓄熱しますのでランニングコストはA重油より格段に安く済みます」。同社では温泉を沸かすために年間3千万円(A重油使用)を支出している宮崎市内の温泉施設の依頼で試算したところ、エコエネルでは1千万円で済むという結果だったという。

「水温28℃の水を60℃まで上げた場合(水量:2.5トン)、重油ボイラーでは40分。エコエネルでは2時間でした。時間的には重油ボイラーの方が断然早いのですがランニングコストは、重油2352円(1リットル60円の場合)だったのに対しエコエネルは深夜蓄熱で461円、昼間の通常利用で1154円。従来の化石燃料(A重油や灯油・ガス)ボイラーと比べてもランニングコスト比で約50%のカットを可能としました。また温度は80℃で調整しておりますので80℃以上の温度設定が必要な場合はエコエネルで80℃まで上昇させ、それ以上はボイラーを使います。この場合でも30%以上のランニングコスト削減が可能です」。ボイラーとの共用が可能なのもエコエネルの大きな特徴の一つ。

「ボイラーを使用している施設であれば短期間での設置も可能です。また既存の配管を使いますので、導入費用も安価で済みます。温泉施設や食品工場や老健施設などの医療機関、農業用ハウス、養鰻業者での利用を勧めています」。

 環境に優しいシステムの提供が同社の企業理念。エコエネルの販売と並行してソーラーパネル(太陽光発電システム・シャープ製)の販売及び取り付け事業も行なっており「エコエネル、太陽光発電とCO2ゼロの環境に優しいシステムの普及を目指します」と清水社長は意欲を見せる。

※写真上~二人三脚で開発に取り組む清水泉社長(右)と曽地良英社長
  写真下~コンパクトな超高効率熱発生機「エコエネル」。

9月17日取材
産経宮崎新聞



■店舗情報
㈱エコエネル
住所:宮崎県宮崎市大字小松2406番地3
TEL:0985(71)4080(Fax共有)
営業時間:
席数:
URL:http://www.ecoener.jp/
備考:

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